コロナ禍の在宅勤務でストレスが溜まっていませんか?
ストレス解消法やストレスセルフチェックの方法をお教えします!

仕事にストレスは付きものですが、コロナ禍の在宅勤務で感じるストレスは、これまでとは少し違う…?そんなあなたに、ストレス予防や解消法などを紹介します。

今回のお悩み
コロナ禍で在宅勤務が続き、なんとなくストレスを感じている。ストレスの原因や対策、自分でストレスの度合いを確認できる方法も知りたい。

私が解説します!
在宅勤務など、これまでとは違う働き方が求められる中、思わぬストレスを感じてしまう方もいますよね。そこで、ストレスの原因から自分でできるストレスチェック、ストレス予防や解消法などのセルフケアまで、しっかり解説していきます。ぜひ試してみてくださいね!

( 1 ) 在宅勤務時のストレスはこれまでと違う?

コロナ禍によって、在宅勤務をはじめとしたテレワークが多くの企業に浸透してきました。会社に出勤せず、自宅で勤務を行うことで以下のようなメリットを感じる人が増えています。

  • 満員電車など通勤に関する心理的・肉体的負担が軽減される
  • 通勤と比較して、育児や介護などとの両立がしやすくなる
  • 一人で仕事を行うため、作業に集中できる
  • 通勤時間の削減により、自由な時間が増える

一方で、これまでとは違う働き方に、これまで感じたことのないストレスを感じるという人も出てきました。
株式会社リクルートキャリアが実施したアンケート調査によると、回答者(テレワーク実施)の約6割がテレワーク前にはなかったストレスを感じているという結果が出ています。また、そのうちの7割近い人はストレスが解消していないと回答しています。

在宅勤務時のストレスはこれまでと違う?

ストレスの要因のひとつに、テレワークによる環境や仕事の進め方などの変化が挙げられます。これまでは社員同士が顔を合わせ、コミュニケーションをとりながら進められていた業務が、テレワークによって社員が個々に対応する形へと変わっています。ここに、これまでとは違うストレスの「元」が潜んでいるようです。

出典:株式会社リクルートキャリア「新型コロナウイルス禍における働く個人の意識調査」

( 2 ) 在宅勤務なのにストレスを感じる原因とは?

会社に行かなくてよいのなら、比較的自由に働くことができそうですが、なぜストレスを感じてしまうのでしょうか?そこには在宅勤務ならではの理由があるようです。

〈オンとオフの切り替えが難しい〉

在宅勤務は会社に出勤することなく仕事を行います。それは時間の節約にもなり、便利なことも多いのですが、そのぶんオンとオフの切り替えが難しくなってしまいました。また、家族の存在が近すぎてストレスになることもあるようです。

〈体を動かすことが減り、リフレッシュの場もない〉

打ち合わせや商談をオンラインですることが多くなり、一方でバスや電車に乗って通勤や移動することが少なくなる。このように外出機会が減ってしまうため、在宅勤務は運動不足になりがちです。さらに同僚との食事や雑談によるリフレッシュの場も減ってしまっています。

〈コミュニケーションが不足し、孤独を感じやすい〉

オンラインのやりとりではコミュニケーションが十分とれない、と感じている人は意外と多いようです。実は「雑談」のある・なしは、ストレスの解消と関係があります。誰かに気軽に相談できない環境では、気づかないうちにだんだん孤独感が募ってきます。

このようなストレスを放っておくと、睡眠不足、情緒不安定、ほかにも体のこりや眼精疲労、冷え、むくみなど、心身に不調をきたすこともあります。

( 3 ) 在宅勤務のストレスをセルフケアで予防&解消!

在宅勤務のストレスを予防する方法としては、以下のようなものがあります。

  • 働く時間や休憩時間を規則正しくすることでメリハリをつける
  • 起床、食事、就寝など、生活のリズムを一定にする
  • メールやチャットに加え、電話やWebカメラを使ったコミュニケーション機会を増やす

テレワークでは仕事とプライベートの境が曖昧になりがちです。あらかじめルールを決めて仕事に取り組むことで切り替えがしやすくなり、メリハリや生活のリズムが整い、ストレスを感じにくくなります。また、コミュニケーションの機会を増やすことも重要です。メールやチャットだけでなく、電話やWebカメラによる「対話」を増やすことで孤独感を解消できます。

次は、ストレスを解消する方法です。

〈家の中でもできるストレッチや軽い運動を心がける〉

まず一つ目のストレス解消法としておすすめするのは、体を動かすことです。仕事の合間にできる簡単なストレッチをするだけでも、体のコリをほぐし、血流を良くする効果が期待できます。今回は座ったままでできるストレッチを3つご紹介します。

  • 肩甲骨伸ばし

手を組んで胸の前にまっすぐ伸ばし、背中を丸めて肩甲骨を外側に引き伸ばします。

  • 体側伸ばし

両手を上に伸ばし、右手で左手首をつかみます。右ひじを曲げて左手を引っ張るようにして体の左側面を伸ばします。右側も同様に伸ばしてください。

  • 腰ひねり

椅子に浅く腰かけ、背もたれに右手を置いて体を右側にひねります。そのままの姿勢を保ち自然に呼吸し、体を戻します。左側も同様にひねります。

呼吸を止めず、ゆっくりと無理のない範囲で行うことがポイントです。

〈プライベートの時間、趣味の時間を充実させる〉

2つ目はプライベートや趣味の時間をしっかりと楽しむことです。在宅勤務などで通勤にかかる時間がなくなった分、好きなことに使いましょう。家族と過ごしたり、料理に時間をかけたり、資格の勉強など新しいことにチャレンジしてみるのもおすすめです。テレワークで増えた自宅時間を充実させることで、ストレスを感じることも少なくなります。

〈インターネット環境の整ったカフェ、コワーキングスペース(※1)などを活用する〉

3つ目は環境を変えることです。仕事専用に座り心地のよい椅子に変えたり、仕事をする部屋を変えたりすると気分も変わります。たまには少し足を伸ばして、インターネット環境の整ったカフェやコワーキングスペースなどを利用するのもよいでしょう。仕事のスイッチが自然とオンになり、切り替えもしやすくなります。

〈ストレスセルフチェックをしよう!〉

厚生労働省では、Web上でできるストレスセルフチェックを提供しています。「5分でできる職場のストレスセルフチェック」では4つのステップによる簡単な質問から、あなたのストレスレベルを測定できます。このほか、「疲労蓄積度セルフチェック(働く方用)」や手軽に学べる動画コンテンツなども用意されています。メンタルヘルス不調(※2)にならないためにも、自分のストレス度を知ることから始めてみてはいかがでしょうか?

在宅勤務のストレスをセルフケアで予防&解消! 参照:厚生労働省「こころの耳 働く人のメンタルヘルス・ポータルサイト」

※1 コワーキングスペース:スペースを共有しながら個々が独立した作業を行うワークスタイルの場。
※2メンタルヘルス不調:心の健康を表す「メンタルヘルス」が不調な状態を指す。精神疾患だけでなく、ストレスや悩み、不安感、食欲不振、不眠など病名のつかない状態も含むとされている。

( 4 ) 仕事中や外出時でも簡単にストレスセルフチェック!

ストレス度合いを測りたいけど、質問に答えるのは面倒だし、気分に左右されるかもという人や、自分では気づかないメンタル面が心配という人におすすめなのが、サクサのメンタルヘルスケアサービス「cocoem.(ココエム)」です。
在宅勤務を中心としたテレワーク中でも、場所や時間を問わず、脈派センサーやスマホアプリで簡単に測定でき、ストレスを「見える化」してくれます。

〈cocoem.(ココエム)の特徴〉

  • 気づかないストレスを測定

問診的な測定により、結果や信ぴょう性が定性的な従来のチェックではなく、「脈波センサー内臓マウス」で、脳疲労やストレス面の数値を定量データとして測定します。仕事中はもちろん、外出先でも「スマホアプリ(脈波センサーアプリ)」で測定可能。主観では気づきにくいメンタル状況を把握できます。

仕事中や外出時でも簡単にストレスセルフチェック!
  • マウスとスマホで測定シーンはさまざま

「脈波センサー内臓マウス」と「スマホアプリ(脈波センサーアプリ)」の2つの方法でメンタル状態を測定できます。マウスは手動での測定に加えて、PC操作時など無意識的に自動で測定することも可能です。そのため業務の邪魔にならず、測り忘れも防止でき、安定して測定結果を収集できます。また、スマホを使えば、外出時や仕事の合間に、従業員同士で測定し合うなどコミュニケーションの活性化にもつながります。

  • グラフィカルな表現で状態を見える化

日々の計測結果はマイページで確認できます。メンタル状態の推移・傾向がグラフで「見える化」され、自分のストレス状況を細かくチェックすることが可能です。適切なセルフケアや行動変容を促すだけでなく、メンタルヘルス不調の早期発見にもつながります。

  • 個人に合わせた改善コンテンツ

測定結果から臨床心理士が個々にパーソナライズされた改善コンテンツを作成・監修して提供します。根拠に基づいた確かなケアや健康リテラシー向上によって、仕事へのモチベーションがアップし、パフォーマンスも変化します。

いかがでしょうか。「cocoem.(ココエム)」は、手動または自動で「測定」したデータを独自のアルゴリズムで「分析」し、見える化された結果を「チェック」しながら、個人に合わせた「改善」を行うことが可能です。
テレワーク中でも、みなさんの心の健康をデータで一元管理して見守ることによって、一人ひとりを支え、健康に導いてくれます。

( 5 ) まとめ

在宅勤務を中心としたテレワークは、新しい働き方として定着しつつあります。そして、新しい働き方によって生まれた新しいストレスとは、これから上手に対処していく必要があります。
サクサでは「cocoem.」の提供を通して、職場のストレスに関する課題を解決し、メンタルヘルスをよりよいものにするお手伝いをさせていただきます。ぜひお気軽にご相談ください。

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ぜひ一度お読みください。

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