セキュアなVPN環境を簡易に実現するSAXA VPNインフラソリューションを提供開始
~クラウド利用や多種多様なユーザ同士をインターネット経由で接続~

2020年01月22日
サクサホールディングス株式会社
サクサ株式会社

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 サクサホールディングス株式会社の事業中核会社であるサクサ株式会社(代表取締役社長 磯野文久、以下「サクサ」という。)は、クラウド利用や多種多様な企業内・企業間のインターネット経由で接続するVPN環境構築を支援するSAXA VPN インフラソリューションを1月22日から提供開始いたします。

 近年、企業の情報システムにおけるクラウド利用の増加に伴い、大手クラウドサービスの利用や企業間でのセキュアな接続ニーズが年々増加しています。しかし、大量なデータの通信により、収集・蓄積した多種なデータのクラウド側での分析・処理に時間がかかるといった課題があり、ユーザや端末の近くでデータの分析・処理を行うエッジコンピューティングが注目されています。また、IoTの進展に伴い、ネットワークにつながる端末・デバイスから多様なデータを収集解析することで、新しい価値が生まれる一方で脆弱なセキュリティ環境にあるIoTデバイスなど、新たな領域の脅威が急速に拡大しつつあります。
 これまでサクサは、インターネットにおける通信で安心・安全に利用できるように、セキュリティ技術を駆使した商品・サービスを提供してまいりました。今回新たに、企業内・企業間においてインターネットを利用して安心・安全に通信できるSAXA VPNインフラソリューションを展開してまいります。

1.クラウド側
各種クラウド、汎用サーバの仮想環境に対応可能なVPNソフトウェア(①SAXA VPN GW)
2.エッジ(拠点)側
  • VPNルータ(ZC1000:販売中製品)
  • ユーザの業務利用アプリケーションをインストールし、企業内・企業間のインターネット経由で接続を可能とするVPN搭載エッジコンピューティングデバイスMedia IoT GW(②MG1000)

全体イメージ例

用途例

  • 地域医療(病院、クリニック、診療所、介護施設)の患者情報共有(医用画像、線量管理)
  • 地域ヘルスケアのライフログ情報共有(健康管理、高齢者見守)
  • 社会インフラ設備の稼動情報共有(点検、期間、環境)
  • 観光地の映像解析情報共有(属性、順路、訪問地域)
  • 決済情報共有(属性、利用履歴)

VPN ソフトウェア:SAXA VPN GW

クラウドと拠点間を高速でセキュアに繋ぐ仮想アプライアンスソフトウェア

主な特長

  • 各種パブリッククラウド、プライベートクラウド(汎用サーバ)の多種多様な仮想環境に対応
  • お客様の利用用途、規模に合わせた段階的スケールアウトが可能

仕様

項目 SAXA VPN GW
対応環境 仮想環境(パブリッククラウド、プライベートクラウド:汎用サーバ)
提供形態 ソフトウェア(VMイメージファイル)
接続クライアント ZC1000(VPNルータ)、MG1000(Media IoT GW)
接続数スループット 収容数はインスタンスのスペックに依存

Media IoT GW:MG1000

セキュアな環境でのアプリケーション動作を実現するエッジコンピューティングデバイス

主な特長

  • 様々なお客様のアプリケーションを搭載可能
  • 簡易ルータ機能により、ルータ無しでもVPN接続可能
  • 複雑なVPN設定は、すべて管理サーバで管理。
  • USBポートを使用し、外部HDDにデータ保存が可能。
MG1000
MG1000

仕様

項目 MG1000
ストレージ容量 256GB(システム領域含む)
ストレージ構成 SSD×1
メモリ 8GB
OS Windows 10 IoT
搭載ソフトウェア 仮想環境構築ソフト、VPNモジュール、ウイルス対策ソフト
本体寸法 約300×180×72mm(LANキャップ除く)
質量 約3.5kg
動作環境 温度:5~40℃ 湿度:30~80%(結露なきこと)

プレスリリースの情報は、発表日現在のものです。その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

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販売に関するお問い合わせ
 サクサ株式会社 パートナー営業本部 パートナー営業部
 担当:金子(かねこ)、若井(わかい)  TEL:03-5791-5524

報道機関からのお問い合わせ  サクサホールディングス株式会社 総務人事部
 担当:福田(ふくだ)  TEL:03-5791-5511

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