サクサ、脳疲労・ストレス度を測定可能な脈波センサ搭載マウスを開発!
〜ALSOK、VIVIT との実証実験を開始〜

2020年07月15日
サクサ株式会社

PDF版はこちら[PDF:440KB]

サクサホールディングス株式会社の事業中核会社であるサクサ株式会社(代表取締役社⻑ 磯野⽂久、以下「サクサ」という。)は、独⾃の脈波測定・解析技術を活⽤した脈波センサ搭載マウス(以下「バイタルマウス」という。)を開発いたしました。
さらに、7 ⽉から綜合警備保障株式会社(代表取締役社⻑ ⻘⼭幸恭、以下「ALSOK」という。)、株式会社VIVIT(代表取締役 伊藤光⼀、以下「VIVIT」という。)の両社と連携し、バイタルマウスを⽤いてALSOK のオフィス従業員の脳疲労・ストレス度を測定する実証実験を開始いたします。

現代の仕事環境や職場⽣活は、少⼦⾼齢化、労働⼒不⾜、成果主義の導⼊、組織の多様化など、従業員の⼼⾝に⼤きな影響を与えています。また、今般の新型コロナウイルス感染症の拡⼤防⽌に伴い、⾃粛⽣活やテレワークの実施等、社会の急激な変化による不安やストレスが増⼤してきています。このような⼼⾝に与える影響に対して測定するには、これまで問診票による個⼈の主観に基づくものが⼤半でしたが、近年IoT やデジタル技術の向上により、従業員の⽣体データを⽤いた、客観的な測定が求められています。
このような中、サクサは、これまで研究を進めてきた独⾃の脈波測定・解析技術を利⽤した、バイタルマウスを新たに開発いたしました。指先の脈波を測定する独⾃のセンサ技術を搭載し、精度の⾼い脈波測定を⾏うことで、⾃律神経から脳疲労・ストレス度の解析が可能となります。また、オフィスで利⽤されている⼀般的なマウスデザインを採⽤しており、脈波センサに指をあてると⾃動的に測定することができます。

【実証実験の内容】

本実証実験は、ALSOK のオフィス環境で働く従業員約100 名を対象に、サクサが開発したバイタルマウスを利⽤し、就業中の従業員から脈波を測定します。測定した脈波から⾃律神経を計算し解析することで、脳疲労・ストレス度評価⽅法の有効性の検証を⾏います。今後、本実証実験の成果から、健康経営、働き⽅改⾰を推進する企業向けIoT メンタルヘルスケア基盤やサービスの開発を進め、事業化につなげてまいります。

【三社の役割】
現在、サクサは、新規事業の創⽣に取組んでおり、その⼀環として、オフィス、社会インフラ市場等において、これまで培ってきた通信、センシング・解析技術を活⽤したバイタルマウスやIoT メンタルヘルスケアサービス基盤提供に向けて開発を進めております。また、VIVIT は、⾃社のプロデュース⼒を活かし、本バイタルマウスやサービス基盤を活⽤したIoT メンタルヘルスケアサービスの展開を図ってまいります。そして、ALSOK は、本実証実験の成果により、健康経営、働き⽅改⾰に即した企業向け新サービスメニューの開発に取組んでまいります。

【実証実験の概要】
gazou.png
※本実証実験で使⽤するバイタルマウスは、サクサが開発した脈波取得機能を搭載した試作機です。
※本実証実験のデータ測定では、ALSOK のオフィスをお客さまのオフィスと想定して、実施します。



<本件に関するお問い合わせ先>
サクサ株式会社 インキュベーション推進部:下⽥(しもだ)、吉⽥(よしだ) TEL:03-5791-5523

<報道機関からのお問い合わせ>
サクサホールディングス株式会社 総務⼈事部 :福⽥(ふくだ) TEL:03-5791-5511

一覧に戻る