火災通報装置 SD-205F

火災通報装置 SD-205F

火災発生!!ワンタッチで119番通報 IP電話回線の接続も可能

火災発生時に火災通報ボタンを押すだけで、自動的に119番通報し、発生場所を伝えます。

特長

119番へ自動通報

火災通報ボタンをワンタッチで押すだけで、簡単自動通報。また、通報時に電話を使用していても、強制的に切断し、119番通報を優先します。

119番へ自動通報
火災専用電話機なしでも火災通報機能を実現

本体に通話割込ボタンと応答確認ランプを付け、通報時の通話割込みまたは通報取り消しが可能です。消防署との通話はお持ちの電話機でできます。

火災専用電話機が最大16台まで接続

火災専用電話機は、設置先の規模により電話機増設装置を併用することで最大16台まで接続できます。

DP/PB の自動切替

使用回線に合わせて自動的に選択します。

停電時でも通報

最大負荷の場合、1時間待機後10分間の通報動作が可能です。外部電源供給がない場合、6時間待機後10分間の通報動作が可能です。

一般通報が16ヶ所まで登録

119番通報以外に、知人・関係者宅など最大16ヶ所まで自動通報できます。(注:消防署から逆信中には通報できません)

音声で必要なメッセージを

不定フレーズ録音は弊社にて行います

119番への通報メッセージは、住所や名前(不定フレーズ)が録音できます。また、あらかじめ決められた固定フレーズと組み合わせて送出することができ、消防機関が必要とする情報を正確に伝えることができます。

火災通報釦操作時
固定フレーズ:ピピピ・ピピピ・火事です・火事です
不定フレーズ:住所、名前など個別メッセージ(16秒以内)
固定フレーズ:逆信してください(119番通報時のみ)
自動火災報知設備連動時
固定フレーズ:ピンポン・ピンポン・自動火災報知設備が作動しました。
不定フレーズ:住所、名前など個別メッセージ(16秒以内)
固定フレーズ:逆信してください(119番通報時のみ)

不定フレーズの内容は、事前に所轄の消防署と打合せして下さい

IP電話回線のご利用にあたっての注意事項

本装置は、インターネットプロトコルを使用した電話回線(IP電話回線)に接続することが認められている火災通報装置です。本装置をIP電話回線に接続してご使用になる場合は、以下の確認お願いします。

  1. 1ご使用になるIP電話回線で消防機関への発信が可能なこと。
  2. 2ご使用になるIP電話回線で消防機関からの呼出信号を受信可能なこと。
  3. 3一般電話機やFAX等、同一のIP電話回線に接続する他の機器等が行う通信の影響により、本装置の機能に支障を生じる恐れのない回線契約および接続位置とすること。
  4. 4ご使用になるIP電話回線を構成する機器(回線終端装置等)が存在する場合、それらの機器に対しても、停電時に火災通報装置と同等の動作時間を保証とする予備電源が必要となります。
  5. 5ご使用になるIP電話回線の契約内容、回線終端装置等の設定によっては、消防機関との通話ができない可能性がありますので、詳細につきましては使用回線の通信事業者へご相談ください。
  6. 6上記以外にも設置に関する条件がございますので、関係する省令、告示等をご確認願います。

仕様

(財)電気通信端末機器適合認定番号 本体:A16-0095001 電話機:P96-0021-0

適用回線 一般加入者回線、事業所集団電話回線、IP電話回線
  • ※1構内交換機の内線側には接続できません。
  • ※2FAXおよび留守番電話が接続されている電話回線は使用できません。
  • ※3ISDN回線に接続する場合は、必ず弊社製ターミナルアダプタTA/Tをご使用ください。
  • ※4119番への発信、119番からの逆信ができない回線には使用できません。(例.050-…のIP電話、など)
  • ※5火災通報装置を接続する回線(IP電話回線アダプタ等のアナログポート含む)が通報先応答にて極性反転(リバース)しない場合、一般通報機能を使用できません。
     (例.フリーダイヤル®等の着信課金サービスへの通報)
  • ※6IP電話回線をご使用になる場合には、関係する省令、告示に従い、設置・運用してください。
通報先ダイヤル番号 119 または 0119と一般通報(最大24桁)
通報先容量 119と一般通報16 ヶ所
不応答先への再ダイヤル 決められた時間間隔で98回(119番)
決められた時間間隔で1ヶ所あたり17回(一般通報)
メッセージ 音声メッセージ2種類
電源 AC100V±10%(50/60Hz) バッテリー内蔵可
外部供給電源 DC12V(+3V、-2V) 最大300mA
使用温湿度範囲 -5℃~+40℃ 30% ~ 80%(結露なきこと)
消費電力 待機時 7VA、動作時 15VA(最大負荷時)
停電動作 最大負荷の場合:
 1時間待機状態経過後、10分間の通報動作が可能
外部電源供給がない場合:
 6時間待機状態経過後、10分間の通報動作が可能

0119は事業所集団電話回線に接続したときに使います。

構成機器

本体 SD-205F 火災通報装置
音声ROMパック
電話機 RTC-203F 火災通報専用電話機
電話機増設装置 RT-205F 電話機増設装置(電源内蔵)
RTC-202F 電話機増設装置
RTC-204F 電話機増設装置(電源内蔵)
電話装置 PS-121 増設電源装置
点検用機器 ANTS-101 簡易交換機

RTC-202F、RTC-204F、PS-121は販売終了しています。

寸法・重量

品名 寸法 重量
SD-205F 火災通報装置 230(W)×65(D)×315(H)mm 約1.8kg
RTC-203F 火災通報専用電話機 100(W)×76(D)×220(H)mm 約0.6kg
RT-205F 電話機増設装置 230(W)×65(D)×315(H)mm 約1.6kg
RTC-204F 電話機増設装置 230(W)×65(D)×315(H)mm 約1.6kg
RTC-202F 電話機増設装置 230(W)×65(D)×155(H)mm 約1.0kg
PS-121 増設電源装置 230(W)×65(D)×155(H)mm 約1.3kg

バッテリー含む

TA/Tターミナルアダプタ(デジタル回線に接続できるターミナルアダプタ)

認定番号 T98-0068-0 U98-0045-0

火災通報装置接続専用ポート
このターミナルアダプタは、火災通報装置の119番特有の通報機能(回線保留、逆信、優先発信等)をデジタル(INSネット64)回線で使えます。
停電時バックアップ機能
電源は、火災通報装置の外部供給用電源を利用できるため、停電時でも動作が可能です。
DSU内蔵
オプションのDSUユニットを内蔵することにより、ISDN回線とのU点接続ができます。
寸法・重量
・約148(W)×61(D)×215(H)mm
・約1kg(DSUユニット、電源ユニット、電池を含む)
ご注意
  • フリーダイヤル®は、NTTコミュニケーションズの登録商標です。
  • 本装置は、異常発生を通報する装置であり、いわゆる災害防止装置ではありません。万が一、事故・災害が発生した場合でも一切責任を負いかねますのでご了承ください。
  • 仕様・内容は改良のため予告なしに変更することがあります。

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