DXの取組み

トップメッセージ

私達は2030年のありたい姿として「中堅・中小企業のDX推進のサポーター」になることを大きな方向性として掲げ、2024-2026 中期経営計画「共に創る未来」の成長戦略を支える経営基盤の1つとして「デジタルトランスフォーメーション(DX)」を位置付けています。
「共に創る未来」の実現に向けて、お客様の声や利用状況など様々なデータからお客様の抱える課題を深く理解し、パートナーとの共創により課題解決にチャレンジできるDX環境を整備していきます。
また、DX人財の育成や組織風土の醸成が必須であることから、DX専任組織を新たに組成いたしました。
サクサグループの全役員が率先し、全従業員がスピード感を持ってDXの実現を推進してまいります。

サクサ株式会社
代表取締役 社長執行役員 CEO 齋藤 政利

DXビジョン

「DXで支える」は「モノづくり as a Service」に必要な「共創」を、 2つのプラットフォームと共通データ基盤を通じて促進させることを意味しています。

DX事業推進プラットフォーム

既存事業のバリューチェーンをデジタル化し、顧客接点で得られた情報を開発や生産にフィードバックすることでお客様のニーズに応える製品やサービスを提供するための事業基盤を構築します。

SAXA-DXサービスプラットフォーム

お客様の持つ製品と直接つながり顧客情報を取得することで抱えている課題を捉えます。さらに、プラットフォームを介してビジネスパートナーである他社のデバイスやサービスと連携することで、課題解決に向けたオープンイノベーションを創出するためのサービス基盤となります。

共通データ基盤

私たちのモノづくりやサービス提供に必要なすべての基礎情報やお客様の稼働情報などが蓄積される統合データベースです。この共通データ基盤が2つのDXプラットフォームから得たデータを蓄積していきます。

弊社では経済産業省が定義するDXフレームワーク※を基にDXの成熟レベルを設定し、定期的に成熟レベルを評価していきます。

経済産業省DXレポート2より引用

DX推進に必要なスキル

DX人財やその土台となるマインド・スタンスに関して定義し、今後継続的な人財の育成・獲得につなげていきます。

  • 必要なマインドやスタンスとしてDXを自分事化する「DXエンゲージメント」と能動的に課題を発見する「デザイン思考」の二つが重要な能力だと考えています。
  • 能力を発揮するためのスキルセットとして、業界・業務の知見、デジタル技術・データ関連のスキル、変革を企画・推進するスキルを有するDX人財の育成を目指していきます。

DX推進体制

必要な人財を育成・獲得していく中で、その旗振り役を担うためにCDOを新たに設置すると同時にDX戦略を実装する組織として、DX推進部を専任組織として配備しました。今後はDX推進部が中心となって、DXビジョンの実現に向けデジタルスキル標準※を基に定義し、人財を育成・採用し配置していきます。

情報処理推進機構(IPA)が定める企業がDXを実現する上で重要な人材確保・育成の指針