ダイバーシティ&インクルージョンの取組み
ダイバーシティ&インクルージョン推進の方針
サクサグループでは、今後のさらなる成長に向けて、多様性を受け入れ相互に認めあうことで、多様な人材活用による新たな価値の創造、持続的な成長を目指しています。女性の活躍推進活動を起点に、性別、年齢、障がい、国籍等にかかわらず誰もが働きやすく、活躍できる職場づくりに取り組んでまいります。
推進体制
サクサグループでは、2021年11月に「ダイバーシティ&インクルージョン推進委員会(D&I推進委員会)」を発足し、サクサグループのD&Iを推進しています。グループ各社委員によるD&I推進委員会を定期的に開催し、各社実態に沿った課題検討や施策の共有を行うことで、グループ横断型の推進体制を構築し、課題解決に向けて取り組んでいます。
取組み
企業文化の醸成
D&Iの必要性理解と相互に認めあう組織風土醸成を目的として、サクサグループ全管理職を対象とする「ダイバーシティ&インクルージョンセミナー」を実施しました。約350名が参加し、ダイバーシティ&インクルージョンの重要性と相互理解に向けたアンコンシャス・バイアスへの気づきなどについて学びました。
また、社内ポータルサイトを立ち上げ、D&I推進委員会の活動報告やサクサグループにおける働き方改革の事例を紹介するなど、サクサグループ全体への理解促進を図っています。
仕事とプライベートの両立支援
サクサグループでは、仕事と出産・育児、介護などを両立するための環境整備を進めています。D&I推進委員会よりグループ各社に向けて両立支援制度改善にむけた提言を行い、グループ各社で両立支援のための制度拡充を図っています。
- 育児や介護などで利用できる両立支援制度
サクサでは、誰もが働きやすく活躍できる職場づくりを目指し、柔軟な働き方を推進しています。特に仕事とプライベートの両立を目指すために、フレックスタイム制度、テレワーク、年次有給休暇の時間単位取得など、ワークライフバランスの実現に向けた環境を整備しています。
- 育児における主な両立支援制度(サクサ)
- 男性の育児参加の促進
サクサグループでは、男性の育児参加を促進するため、社内ポータルサイトで育児休職取得者のインタビューを紹介しています。
また、サクサでは、男性が取得できるサクサ独自の出産サポート休暇を設けており、誰もが仕事と育児の両立しやすい風土醸成を図っています。
女性活躍推進
サクサグループでは、「女性特有のライフイベントや個々の事情を抱えた状況であっても長期的なキャリアプランを見据えた目標とモチベーションを高く持ち、能力を発揮し続けることができる働き方を目指す」ことを目的に、女性が長期的キャリアを実現できるような研修の実施や制度拡充等の各種施策に取り組んでいます。
- 女性活躍推進法に基づく一般事業主行動計画
- 次世代育成支援対策推進法に基づく一般事業主行動計画
- ※ 「女性活躍推進企業データベース」「両立支援のひろば」に遷移します。
- 研修・セミナー
女性特有のライフイベントに対応するための考え方や健康課題に関する知識習得のために、「女性の健康セミナー」を開催しました。
また、女性の長期的なキャリア形成支援と次世代リーダーの育成を目的としたキャリアデザイン研修を開催し、多様化するキャリアに対する理解や社会環境の変化を捉え、主体的なキャリア形成が図れるよう、グループ全体として取り組んでいます。
目標・実績データ
数値目標(サクサグループ)
項目 | 実績(2022年度) | 目標(2024年度) |
---|---|---|
女性社員比率 | 19.4% | 21% |
女性係長比率 | 11.3% | 17% |
女性管理職比率 | 2.6% | 5% |
男性における育児休職取得率 | 20.0% | 46% |
- (注) 男性における育児休職取得率については、育児を目的とした休暇制度を含まない数値となります。